重賞データcheck
 今週は土日合わせて3つの重賞が行われる。その中から共同通信杯と京都記念をピックアップ。いずれも春のG?で多くの活躍馬を出す見逃せないレースだ!
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第60回 共同通信杯(G3)

2月15日(日) 東京競馬場 芝1800m

 皐月賞へ向けた重要なステップレース・共同通信杯。かつては本競走後に他のレースを挟んでから皐月賞に向かうのが一般的で、後のクラシック三冠馬・ミスターシービーやナリタブライアンがその代表例だった。しかし2010年あたりから皐月賞に直行する馬が増え、12年のゴールドシップや14年のイスラボニータが本競走と皐月賞を連勝。過去10年では16年ディーマジェスティ、21年エフフォーリア、22年ジオグリフ、24年ジャスティンミラノがここをステップに皐月賞を制している。今年、ここで好結果を出してクラシックへと羽ばたくのはどの馬か。過去の傾向を見てみよう。
過去のデータをCheck!

チェック1少頭数でも平穏には収まりづらい

 過去10年の最多出走頭数が12頭とまず多頭数にはならないが、その頭数の割に平穏に収まることは少ない。1番人気は【1.3.2.4】で連対率・3着内率こそ悪くないが1勝止まり。続く2番人気は【1.0.2.7】と苦戦傾向にある。対して3〜4番人気は計【6.2.3.9】3着内率55.0%と上々。ほかに6番人気も【2.2.0.6】と優秀だ。7頭立てで複勝2着払いだった2019年こそ3連単2170円と平穏だったが、他の年の3連単は最低でも万馬券。一昨年は10頭立てながら11万馬券が出ており、出走頭数が少ないからといって買い目を絞るのは危険だ。
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【人気別成績(過去10年)】
人気 成績 勝率 連対率 3着内率
1 1-3-2-4 10.0% 40.0% 60.0%
2 1-0-2-7 10.0% 10.0% 30.0%
3 4-1-1-4 40.0% 50.0% 60.0%
4 2-1-2-5 20.0% 30.0% 50.0%
5 0-2-0-8 0.0% 20.0% 20.0%
6 2-2-0-6 20.0% 40.0% 40.0%
7 0-1-0-9 0.0% 10.0% 10.0%
8 0-0-1-8/9 0.0% 0.0% 11.1%
9 0-0-1-8/9 0.0% 0.0% 11.1%
10 0-0-1-6/7 0.0% 0.0% 14.3%
11〜 0-0-0-8/8 0.0% 0.0% 0.0%
【上位馬の人気と主な配当(過去10年)】
2016 2017 2018 2019 2020 2021 2022 2023 2024 2025
出走頭数 10頭 11頭 12頭 7頭 9頭 12頭 11頭 12頭 10頭 9頭
1着人気 6 2 6 3 3 4 3 3 4 1
2着人気 5 6 3 1 4 7 1 5 1 6
3着人気 3 1 10 4 2 2 8 1 9 4
単勝 2,260円 310円 1,360円 420円 600円 680円 390円 410円 660円 380円
馬連 9,650円 3,410円 5,080円 330円 2,580円 8,120円 960円 1,940円 1,050円 2,730円
馬単 22,270円 4,860円 13,620円 800円 4,540円 11,530円 1,750円 3,610円 2,300円 4,150円
3連複 10,020円 2,260円 77,670円 390円 2,460円 10,520円 6,640円 2,480円 20,370円 4,160円
3連単 98,880円 16,620円 566,290円 2,170円 16,600円 67,820円 24,280円 13,800円 110,030円 21,280円

チェック2キャリア2戦馬は今ひとつ

 キャリア別では、1戦馬が【2.3.2.8】で3着内率46.7%の好成績。該当全馬が前走新馬戦1着だが、3着以内の好走馬7頭は10〜11月の芝1800〜2000m戦を勝ち上がった馬ばかりだった。また、好走馬7頭中6頭は新馬戦1番人気、残る1頭は2番人気だった。
 その他では、キャリア4戦馬が3着内率41.7%と1戦馬に次ぎ、キャリア3戦馬は率では少し劣勢ながらも半数の5勝をマーク。このキャリア1、3、4戦馬が好結果を出している。キャリア2戦馬は3着内率15.8%と不振。その中では、前走が1勝クラスだった馬なら【2.0.0.2】と半数が勝っている。
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【キャリア別成績(過去10年)】
キャリア 成績 勝率 連対率 3着内率
1戦 2-3-2-8 13.3% 33.3% 46.7%
2戦 2-0-1-16 10.5% 10.5% 15.8%
3戦 5-4-4-25 13.2% 23.7% 34.2%
4戦 1-2-2-7 8.3% 25.0% 41.7%
5戦 0-0-1-6 0.0% 0.0% 14.3%
6戦以上 0-1-0-11 0.0% 8.3% 8.3%

チェック3前走1勝クラス組が4勝

 前走クラス別で、Check2で触れた前走新馬戦組(キャリア1戦)以外では、前走1勝クラス(500万条件)組が【4.2.1.16】とクラス別で最多の4勝をマーク。注目は好走した7頭中6頭の前走人気が1〜2番人気だった点。前走1勝クラス1〜2番人気馬は【4.1.1.5】3着内率54.5%、前走3番人気以下は【0.1.0.11】同8.3%と大差がついている。
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【前走1勝クラス(500万条件)からの3着以内好走馬(過去10年)】
馬名 人気 着順 前走 前走距離 前走人気 前走着順
2017 エトルディーニュ 6 2 セントポーリア賞 芝1800 7 2
2018 オウケンムーン 6 1 500万下 芝2000 1 1
2019 ダノンキングリー 3 1 ひいらぎ賞 芝1600 2 1
2020 ダーリントンホール 3 1 葉牡丹賞 芝2000 1 3
2021 エフフォーリア 4 1 百日草特別 芝2000 2 1
2025 カラマティアノス 6 2 こうやまき賞 芝1600 2 1
リトルジャイアンツ 4 3 若竹賞 芝1800 2 1

チェック4前走G1組が高連対率

 前走オープン特別組と未勝利戦組からは好走馬が出ておらず、他の好走馬は前走JRA重賞組。G3【1.1.6.18】、G2【1.0.1.4】、G1【2.4.0.11】で、3着内率はいずれも30%台と上々。ただ前走G3組は3着が多く連対率は7.7%止まり。G2組が同16.7%、G1組が同35.3%と、好走すれば連対に届いている前走G1組の連対率が高い。
 これら前走JRA重賞組も前走人気がカギを握っている。数が多いため表では過去5年を抜粋したが、過去10年で前走5番人気以内なら【3.5.7.18】3着内率45.5%、前走6番人気以下は【0.0.0.15】と好走馬不在だ。また、前走6着以下から好走した4頭中3頭は前走が2000m戦だった。
【前走重賞からの好走馬(過去5年)】
馬名 人気 着順 前走 前走人気 前走着順
2022 ジオグリフ 1 2 朝日杯FS 2 5
ビーアストニッシド 8 3 シンザン記念 5 4
2023 ファントムシーフ 3 1 ホープフルS 2 4
ダノンザタイガー 1 3 東スポ杯 2 2
2024 ジャンタルマンタル 1 2 朝日杯FS 1 1
パワーホール 9 3 京都2歳S 5 12
2025 マスカレードボール 1 1 ホープフルS 4 11

チェック5栗東CW組が好成績

 パソコン用調教分析ソフト「競馬道調教マスター」で出走馬過去10年の追い切りを分析すると、栗東CW追い切り馬が【2.2.3.8】で3着内率46.7%と抜群。該当馬は少ないが、今年も栗東CWで追われた馬の出走があればぜひ注目したい。
 その他で好走馬が多いのは美浦南Wと栗東坂路。この両コースに共通するのは、馬ナリ調整だった馬のほうが、強目や一杯(叩一杯等も含む)で追われた馬よりも好走確率が高い点だ。栗東CWは脚色不問だが、美浦南Wと栗東坂路組は馬ナリ調整馬を重視したい。

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【主な追い切りコース別成績(過去10年)】
コース 脚色・時計 成績 勝率 連対率 3着内率
美浦南W 5-5-4-39 9.4% 18.9% 26.4%
馬ナリ 4-5-3-28 10.0% 22.5% 30.0%
強目・一杯 1-0-1-11 7.7% 7.7% 15.4%
美浦南坂 1-0-1-5 14.3% 14.3% 28.6%
栗東坂路 1-3-2-16 4.5% 18.2% 27.3%
馬ナリ 1-2-2-8 7.7% 23.1% 38.5%
強目・一杯 0-1-0-8 0.0% 11.1% 11.1%
栗東CW 2-2-3-8 13.3% 26.7% 46.7%